アメリカに来た当初、なかなかクレジットカードの審査に通りませんでした。
審査にはクレジットヒストリーという個人の信用のようなものが必要ですが、クレジットヒストリーはカードをコツコツと支払いして築かれていくもの。
クレジットカードを作りたいけど、クレジットヒストリーは(一般的には)クレジットカードでしか築かれない。
だから結局何も作れないというジレンマに陥っていました。
そこで、様々な調査を積み重ねた挙句、私の救世主となり、アメリカに来て初めて作ったクレジットカードである「Capital One Quicksilver Secured Card」について紹介したいと思います。
Capital One Quicksilver Securedカードとは
私が、アメリカで始めて手に入れたクレジットカードCapital One Quicksilver Securedカード。
クレジットヒストリーがない、もしくはスコアが低い方でも作れるのが最大の特徴です。
一般的にアメリカではクレジットヒストリーがない方だとデポジット(保証金)を入れて使うSecuredカードから始めるのがクレジットヒストリーを築くうえでのメジャーな方法。
その中でも、Quicksilverカードは年会費無料な上に1.5%ものキャッシュバックがあるので、このカードに決めました。
Discoverカードもキャッシュバック額が5%と高かったので、かなり迷いましたが、使える場所を考えるとMastercardのこちらに分があるのかなと。
カードの上限は入金するデポジットによって決まります。
入金できるデポジットは最低で$200、個人の信用力によって最大で$1000~$3000となります。
デポジットは半年~1年後に通常のクレジットカードに切り替わるのでその時に返金されます。(ちゃんと毎月遅れずに返済していたら、、、)
次の項目ではクレヒスとクレジットスコアについて簡単に説明します。
Capital One Quicksilver Secured Cash Rewards Credit Card
年会費
$0
Intro APR
なし
還元率
1.5%
入会特典
なし
通常APR
29.99%
必要なクレジットスコア
300-629(またはスコアがない人)
クレヒスとは
クレジットヒストリー(信用履歴)はアメリカで個人の信用を評価するために使われます。
クレジットカードの利用状況やローンの返済状況を通じて、個人がどれだけ信用に値するのかを判断します。
銀行も返さない人に貸しても泣き寝入りするだけですよね。
そういった過去の履歴がすべて残ったのが、クレジットヒストリーです。
一般的にはカードやローンを返済していくことでコツコツと積み重なっていきます。
クレジットスコアに関して
アメリカでは、個人の信用力を数値化した「クレジットスコア」が一般的に利用されています。
クレジットスコアは以下の3つの信用機関に登録することで、見ることができます。
・Equifax
・Experian
・TransUnion
スコアの範囲は通常300~850で、スコアが高いほど信用力がある人とみなされます。
ただし、クレジットヒストリーがない人だと、そもそも登録されてないので見ようとしたらエラー表示されます。
自分も、Quicksiverカードを作ってから3ヶ月たってから見れるようになりました。
Quicksilver Securedカードのメリット
- 1.5%キャッシュバック
- 年会費無料
- 海外取引手数料無料
- Credit Bureauにヒストリーを報告してくれる
- 不正利用に対する保護
- デポジットの返金
通常こうした初心者カードには特典がないものが多いのですが、Quicksilver Securedカードの場合1.5%キャッシュバックがもらえるのでありがたいです。
海外旅行に行った際、現地通貨で決済するとき、3%の決済手数料+その時のレートで引き落とそれますが、このカードの場合3%の手数料が免除になります。
台湾の空港でお土産買った際、手数料ついてなかったので実証済み。
Quicksilver Securedカードのデメリット
- デポジットが必要なところ(あとから変えられない)
- APRが高い
- 限度額の制限(最大$3000)
米国に来た当初、お金がほんとに無かったので、デポジットすら払えなかったです。笑
なので、とりあえずなけなしの$200を入れたのですが、いざお金が貯めって$200では少ないので、限度額を上げようとしたら上げられないということに気が付きました。
最初に入れたデポジットで上限が決まってしまう(あとから追加できない)ので注意が必要です。
最初に限度額が引き上げられたのが半年後、$200から$500に引き上げられました。(デポジットは$200どるのまま)
そして、Securedカード卒業できたのが1年後のことで、ある日通常のQuicksilverカードにアップグレードしました!というメッセージとともにデポジット($200笑)が返金されてました。
ちょっと大きな買い物をしようとしたときや航空券を買うとき、1.5%キャッシュバックがつくカードで買おうとしたら上限が200ドルw
意気消沈してDebitカードで払った思い出があるので、限度額は最低限でも$2000にはしておきたいかなと思いました。
どうしてもお金がなかったら仕方がないのですが、、、
それか、とりあえずクレヒスを作ることを優先して、半年後に別のカードを作るという手もあります。(←私がこれ)
Quicksilver Securedカードの申し込み方法
申込みページはこちらから飛ぶことができます。
下に行くと「See if You’re Pre-Approved(仮審査に通るか確認する)」ボタンがあるので、そこをクリック。
するとアンケートみたいなページに飛ぶので「Building Credit」「No annual fee」など適当にいれる。(Skipしても大丈夫)
その後に、名前・住所・電話番号・ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を聞かれるので、
必要な情報を順番に入れていく。
そうすると審査に通ったかどうかがわかるので、仮審査に通っていればデポジットを入金することで申し込みが完了します。
まとめ
クレヒスがなくても申し込みができるカードCapital One Quicksilver Securedカードでした。
クレヒスを構築するはじめの一歩にはおすすめの一枚で、年会費無料・キャッシュバック1.5%常時受けることができます。
Capital One Quicksilver Secured Cash Rewards Credit Card
年会費
$0
Intro APR
なし
還元率
1.5%
入会特典
なし
通常APR
29.99%
必要なクレジットスコア
300-629
クレヒスを構築して半年ほどしてきたら、他のカードに挑戦してみるのもありです。
なかでも、家賃をクレジットカードで支払いができるBiltカードがオススメです。
年会費無料で家賃の支払いでマイルやポイントがたまります。
年会費
$0
Intro APR
なし
還元率
1倍~3倍
入会特典
なし
通常APR
29.99%
必要なクレジットスコア
650-850(Fair-Excellent)