神戸の中華街「南京町」
神戸といえば、港町としての歴史や美しい風景が魅力ですが、もう一つ見逃せないスポットが「南京町」です。
日本三大中華街の一つである南京町は、神戸の中心街である元町エリアに位置し、異国情緒漂う華やかな街並みと本格的な中華料理が楽しめる場所として人気を集めています。
今回は、神戸の南京町の魅力や見どころをご紹介します。
南京町広場には八角形の「パビリオン」があり、周辺には十二支の石像が配置されています。
ここではイベントも多く開催され、旧正月の「春節祭」では、獅子舞や中国伝統芸能の披露など、盛大なお祭りで賑わいを見せます。
南京町の歴史
南京町の歴史は、1868年の神戸港開港とともに始まります。
当時、神戸に渡ってきた中国人たちが集まり、中国の食文化や商業を持ち込んだことが町の始まりです。
町の中心である「南京町広場」を囲むように商店が立ち並び、現在ではおよそ100軒以上の中華料理店や雑貨店が軒を連ね、地元民から観光客まで多くの人々で賑わっています。
南京町では「豚まん」「小籠包」「焼きそば」「中華風スイーツ」などの食べ歩きメニューが人気。
南京町には、伝統的な中国の建築様式と文化が色濃く残っています。
まず目に飛び込んでくるのは、東西の端に位置する2つの門「長安門」と「西安門」。
赤と金で彩られた門は、中国の伝統的なデザインが施され、南京町の象徴とも言える存在です。
中に入ると、石畳の通り沿いに、色鮮やかな提灯や赤い看板、龍の装飾などが施された建物が並び、異国情緒たっぷりの雰囲気を楽しめます。
南京町のアクセス
南京町へのアクセスは非常に便利です。JRや阪神電鉄「元町駅」から徒歩5分ほど、三宮からも徒歩でアクセス可能です。南京町は元町商店街や神戸ハーバーランドにも近く、ショッピングや海辺の散歩と組み合わせて訪れると、神戸の観光を存分に楽しむことができます。