アメリカでの銀行の選び方とおすすめ口座5選

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アメリカで生活を始めるとき、「どの銀行を選べばいいのか」は多くの人が最初につまずくポイントだと思います。
日本と違い、口座維持手数料(Monthly Service Fee)やATM手数料がかかる銀行が多く、金利の差もかなり大きいのがアメリカの特徴です。

本記事では、

  • アメリカの銀行選びで見るべきポイント

  • オンライン銀行/大手銀行/クレジットユニオンの違い

  • 代表的なおすすめ口座5つ

  • その中でもSoFiを「第一候補」にしやすい理由

を、2025年11月時点の公表情報にもとづいて整理します。金利や条件は変動しますので、最終的には必ず公式サイトでご確認ください。

アメリカの銀行は大きく3タイプ

① 大手銀行(Bricks-and-Mortar Bank)

JPMorgan Chase(チェース)などの大手銀行は、全米に多数の支店とATMを持っており、現金入金や窓口対応がしやすいのが特徴です。Chaseはアメリカ最大級の銀行で、約5,000支店と15,000以上のATMを展開しています。Deposit Accounts

一方で、普通預金の金利は0.01%程度と非常に低く、口座維持手数料がかかることが多いです。Investopedia+1

② オンライン銀行(Online / Neobank)

SoFiやAlly、Capital One 360などのオンライン銀行は、店舗を持たずアプリとWebに特化しています。

  • 支店がない代わりにコストが低く、
    高めの金利・口座維持手数料ゼロが多い

  • 無料ATMネットワークの提携などで現金引き出しは対応可能

  • 現金「入金」はやや不便(提携店舗経由など)

という傾向があります。Wise+1

③ クレジットユニオン(Credit Union)

クレジットユニオンは協同組合型の金融機関で、営利目的ではなく「組合員の利益」が優先されるため、

  • 手数料が低め

  • 預金金利が比較的高い
    ことが多いです。Kiplinger

Alliant Credit Unionのように、全米どこからでもオンラインで加入できるタイプもあります。Alliantでは高利率の預金やATM手数料の払い戻しなど、ネット銀行に近いメリットがあります。Alliant Credit Union+1

アメリカで銀行を選ぶときのチェックポイント

銀行を比較するときは、少なくとも次の4点を確認すると整理しやすくなります。

  1. 安全性(預金保険)

  2. 手数料

  3. 金利(APY)

  4. 使い勝手(ATM・アプリ・現金の扱いやすさ)

2-1. 安全性:FDIC/NCUAの預金保険

アメリカでは、

  • **銀行(Bank)**は通常、FDIC(連邦預金保険公社)の保険対象

  • クレジットユニオンはNCUA(連邦信用組合庁)の保険対象

となっており、どちらも**「1金融機関・1人・1名義区分あたり25万ドルまで」**が原則の上限です。FDIC+1

SoFiやAlliantなど主要なオンライン銀行・クレジットユニオンも、FDICまたはNCUAにより保護されています。SoFiはさらに「Insured Deposit Program」により、条件付きで最大300万ドルまで保険対象額を引き上げる仕組みを提供しています。SoFi+1

2-2. 手数料

アメリカの銀行では、次のような手数料に注意が必要です。

  • 月々の口座維持手数料(Monthly Service Fee)

  • 他行ATM利用料

  • Overdraft(残高不足)の手数料

  • 海外カード利用手数料 など

例として、Chaseの代表的な普通預金「Chase Savings」は月5ドルの手数料がかかりますが、残高300ドル以上などの条件を満たすと無料になります。Chase+1

一方、SoFiやAllyなどのオンライン銀行は、口座維持手数料ゼロをうたっているところが多いです。SoFi+1

2-3. 金利(APY)

普通預金のAPYは銀行によって大きく異なり、

  • 大手銀行の標準的な普通預金:0.01%前後

  • オンライン銀行や一部のクレジットユニオン:3%台の高金利

という差があります。NerdWallet+2Alliant Credit Union+2

2-4. 使い勝手

  • ATMネットワークの数(Allpoint・MoneyPassなど)

  • 現金の入金方法(店舗か、提携店か)

  • アプリの使いやすさ

  • 日本への送金・国際送金をどうするか(別サービスと組み合わせるケースが多い)

など、日常の使い方に直結する部分も重要です。

おすすめ銀行5選(2025年11月時点)

ここからは、日本人がアメリカで日常的に使うことを想定した場合に検討しやすい5つの選択肢を、金利・手数料・メリット・注意点に分けて整理します。

数値はすべて記事執筆時点の公表情報であり、今後変動します。最新条件は必ず公式サイトでご確認ください

3-1. SoFi Checking & Savings(オンライン銀行・筆者の第一候補)

  • 種別:オンライン銀行(SoFi Bank, N.A. / FDICメンバー)

  • 保険:FDIC保険+Insured Deposit Programで最大約300万ドルまで保護可能(条件付き)SoFi+1

主な金利(2025年秋時点の情報)

  • Savings(貯蓄)

    • 給与の直接入金や一定額以上の入金がある場合:最大約3.6〜3.8% APY

    • 条件を満たさない場合でも、約1.0〜1.2% APY 前後という報告ありThe Sun+1

  • Checking(普通預金)

    • 条件付きで0.50% APY前後(一般的な大手銀行よりかなり高い)The Sun

※いずれも変動金利であり、詳細はSoFi公式の金利ページをご確認ください。

手数料

  • 口座開設・維持手数料:なし

  • Overdraft(一定条件下の残高不足):50ドルまで手数料なしでカバー(直接入金1,000ドル/月以上など条件あり)SoFi+1

  • Outgoing Wire(送金)など一部の取引には手数料ありSoFi

利点

  • 条件付きで高い貯蓄金利+口座維持手数料ゼロが両立

  • Allpointネットワークなど5万台超のATMで引き出し手数料無料Wise

  • 給与の直接入金で、**給料を2日ほど早く受け取れる「早期入金」**機能ありSoFi+1

  • Insured Deposit Programへの参加で、高額預金でも理論上300万ドルまで保険適用可能SoFi+1

注意点

  • 現金の直接預け入れがしづらい(一部小売店経由など、別途手数料がかかるケースもあり)

  • 高金利を得るには、一定額の直接入金や入金総額などの条件を継続的に満たす必要がある

  • 支店窓口がないため、対面での相談を重視する人には不向き

3-2. Ally Bank(オンライン銀行)

  • 種別:オンライン専業銀行(FDICメンバー)

  • 保険:FDICで25万ドルまで(一般的な銀行と同じ)Deposit Accounts+1

主な金利(Ally Bank Online Savings)

  • Savings(オンライン高利率預金)3.30% APY、残高条件なし(2025年11月27日時点)Deposit Accounts

  • Checking(Spending Account)

    • 15,000ドル以上の残高で0.25% APY、15,000ドル未満は0.10% APYDeposit Accounts

手数料

  • 口座維持手数料:なし

  • Overdraft手数料:なし(残高不足に対しても手数料を取らない方針)Deposit Accounts

利点

  • Savings金利が安定して高く、残高条件がない

  • AllpointやMoneyPassなど約7.5万台のATMが無料利用可能Deposit Accounts

  • アプリ・オンラインバンキングの評価が高く、バケツ(Buckets)機能で目的別貯金がしやすいDeposit Accounts

注意点

  • 現金の入金ができない(モバイルチェック、振込、郵送などは可能)

  • 支店がないため、対面サポートは不可

  • 金利は競争力が高いものの、SoFiほどのボーナスやFDIC拡張スキームはない

3-3. Capital One 360 Performance Savings

  • 種別:ハイブリッド型(オンライン中心+一部地域に支店・カフェ)

  • 保険:FDIC保険対象(25万ドルまで)FDIC

主な金利

  • 360 Performance Savings3.40% APY(残高条件なし、2025年11月27日時点の比較サイト情報)Deposit Accounts

手数料

  • 口座維持手数料:なし(公式が「No monthly fees, no minimums」と明記)

利点

  • 高金利(3.40% APY)と手数料ゼロのバランスが良い

  • Capital Oneブランドのクレジットカードなどと合わせて利用しやすい

  • 一部地域ではCapital One Cafésなどのリアル拠点も利用可能

注意点

  • 支店は限られた都市のみで、日本の「メガバンク」のように全国にあるわけではない

  • SoFiと同様、現金入金はやや不便なケースがある

3-4. Alliant Credit Union(クレジットユニオン)

    • 種別:クレジットユニオン(非営利協同組合)

    • 保険:NCUAの預金保険の対象(25万ドルまで)Alliant Credit Union+1

    主な金利(2025年11月18日時点)

    手数料

    • Savings・Checkingともに、eステートメントを利用すれば実質的に月額手数料なし(ペーパーステートメントは月2ドルなど)

    利点

    • クレジットユニオンならではの高金利&低手数料

    • ATM手数料の月20ドルまでの払い戻しなど、他行ATM利用にも強いKiplinger

    • 会員資格は「Alliant Credit Union Foundationへの5ドル寄付」を通じて、全米どこからでも取得可能Alliant Credit Union+1

    注意点

    • 完全オンライン寄りで、支店は限定的

    • 口座開設時にクレジットユニオン特有の会員手続きが必要

    • 日本人から見ると、仕組み(組合員=オーナー)が少し分かりづらいかもしれない

3-5. Chase(Chase Total Checking & Chase Savings)

    • 大手銀行の代表例として、JPMorgan Chase(Chase)を取り上げます。

      • 種別:大手銀行(全米最大級)

      • 保険:FDIC(25万ドルまで)Federal Reserve+1

      主な金利(Chase Savings)

      • Chase Savings℠APY 0.01%(2025年5月時点の公開情報)NerdWallet

      手数料

      • Chase Total Checking®

        • 月額手数料:15ドル(2025年に12ドル→15ドルへ値上げ)Chase+1

        • 月500ドル以上の直接入金、1,500ドル以上の残高などで無料にできる

      • Chase Savings℠

        • 月額手数料:5ドル(300ドル以上の残高などで無料)Chase+1

      利点

      • 支店・ATM網が非常に広い(約5,000支店、15,000以上のATM)Deposit Accounts+1

      • 現金入金やキャッシャーズチェックなど、窓口で完結させたい手続きに強い

      • クレジットカードや住宅ローンなど、「全部Chaseで揃える」ワンストップ利用がしやすい

      注意点

      • 金利はほぼゼロに近く、預金を増やす用途には向かない

      • 手数料無料条件を満たせないと、毎月の固定コストが重くなる

結局どれを選ぶ?―SoFiを中心にした組み合わせ例

ここまでの内容を踏まえると、以下のような考え方が現実的です。

パターンA:SoFiをメインバンクにする

向いている人

  • 給与を直接入金できる

  • 現金をほとんど扱わない(カードとデジタル決済がメイン)

  • 手数料ゼロで、貯蓄にもある程度の金利を求めたい

構成例

  • 日常決済・貯蓄の両方:SoFi Checking & Savings

  • 高額預金の場合:SoFiのInsured Deposit Programで保険限度額を拡張(最大約300万ドル)SoFi+1

パターンB:SoFi(またはAlly/Capital One)+ Chaseなどの大手銀行

向いている人

  • 給与や日常利用はネット銀行で高金利・低コストにしたい

  • ただし、現金入金や窓口手続き用に大手銀行も1つ持っておきたい

構成例

  • メイン決済・貯蓄:SoFi / Ally / Capital One 360

  • 現金入金・窓口用:Chase Total Checking(残高条件などで手数料をゼロに調整)

このように、「高金利のオンライン銀行をメイン」「大手銀行は現金・窓口用のサブ」という2本立てにすることで、金利・手数料・使い勝手のバランスを取りやすくなります。

最後に:銀行選びの手順

記事のまとめとして、アメリカで銀行を選ぶときの手順を整理します。

  1. 自分の利用パターンを書き出す

    • 給与の振込先

    • 家賃・光熱費などの主な引き落とし

    • 現金をどれくらい使うか

  2. 高金利が欲しい金額を決める

    • 生活費(すぐ使うお金)

    • 3〜6か月分の生活防衛資金

    • それ以上は投資に回すかどうか

  3. オンライン銀行と大手銀行を1〜2口座ずつ候補にする

    • 高金利・低手数料枠:SoFi / Ally / Capital One 360 / Alliant

    • 現金・窓口枠:Chaseなど大手銀行

  4. 最終的に、公式サイトで最新の金利と手数料条件を確認する

    • APY(年利)は変動制

    • ボーナスキャンペーン期間・条件も要確認

まとめ

  • アメリカでは、オンライン銀行+クレジットユニオン+大手銀行の選択肢があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

  • 2025年時点では、条件付き高金利+口座維持手数料ゼロ+アプリの使いやすさという観点から、
    日常利用のメイン候補として SoFi Checking & Savings は非常に有力な選択肢です。

  • 一方で、現金をよく扱う場合や窓口での手続きが必要な場合は、Chaseのような大手銀行と併用する構成が現実的です。

このあたりをベースに、実際のご自身の生活スタイルに合わせてカスタマイズしていただければと思います。
必要であれば、**SoFi推しバージョン(他行を簡略化してSoFiを詳しく書く構成)**にも書き直しいたします。

SoFi Bank

口座維持費(月額)

$0(SoFi Checking & Savings は月額維持費なし)

貯蓄金利(Savings APY)

最大 3.60% APY※(SoFi Plus+給与振込など条件あり)

口座開設ボーナス

最大$300(条件付き/時期により変動・詳細は公式サイト)」など。実際の金額はキャンペーンに合わせて更新してください。

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アメリカ在住の機械屋さん。
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