【京都撮影記】秋の嵐山紅葉狩り散策 大河内山荘庭園から常寂光寺まで 中編

目次

前回まで

前回は、阪急嵐山駅から渡月橋を通り天龍寺に行ったのでした。
それから、嵐山名物である林の小径で写真を撮ったのでした。
まだ、前編をご覧になられてない方はこちらから飛べるようになっております。
 
 

大河内山荘庭園

無人の林の小径を満足いくまで写真を撮ると、近所にある大河内山荘庭園に入ることにした。
林の小径を奥まで行き、最後の三叉路の突当りのところに位置している。
入り口が少々坂になっており、いつもは入る気にならず通り過ぎるだけだが、何があるのか気になったので入ってみることにした。

初めて入ってみたが、とてもよく整備されていてきれいなところである。

大河内山荘庭園というのは、時代劇俳優として活躍した大河内伝次郎が建造した庭であるようだ。
時代劇に詳しくない私には、大河内伝次郎は初耳であったが、嵐山の中心的場所にこれだけのものを作れるとも大したものだと思った。

入り口から少し入ったところに、茶庵がある。

ここで、チケット売り場でもらったお茶券と引き換えにお茶と茶菓子がもらえるようになっている。

朝からずっと歩きっぱなしで休憩していなかったので、もみじを眺めつつ茶でも飲みながら一休みすることにした。

 

 

お茶を飲み干し再び歩き始めた。

さすが山に庭が作られているだけがあって、庭から庭まで移動するのにアップダウンがある道を歩かなければならない。

だが、歩くのが忘れてしまうほど道中の景色、庭がきれいである。

 

どうやらここは月香亭というころらしいが、ここから嵐山の町並みを一望することができる。

常寂光寺

百人一首で有名な小倉山の中腹に位置しているこのお寺。
小倉百人一首の小倉はこの小倉山からきているといわれているが、それを編纂(へんさん)した藤原定家の小屋(時雨亭と言われている)が常寂光寺にあったのではないかと言われている。

料金を払い終え、まっすぐ順路に沿って歩くとかやぶき屋根の門と人だかりが見えてきた。

そうか、ここが写真でよく見る門か。

常寂光寺の顔ともいえるところである。

園内は回覧式の庭園になっており、ぐるりと一周回りながら楽しむことができる。

Picture of Hiryu T.
Hiryu T.

日本生まれ。幼少期を台湾で過ごし、それから大学卒業まで日本で生活する。卒業後はアメリカに移住している。趣味はカメラと旅行そして機械いじり。

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